となりの退院支援ナース!それゆけキウイ🥝

初心者にも分かる!退院支援.退院調整ナースのおしごと♡

退院前カンファレンスってなに?

こんにちは!キウイです!

 

退院前カンファレンス

あなたの病院でも開催されたこと

1度はあるんではないでしょうか?

 

私も月に1~2回は

退院前カンファレンスを

開催しています。

 

「出席したことないし

 師長・主任が出てくれるから

 関係ないや」

 

なんて、悲しいこと

言わないでくださいね…

 

これを知っていれば

日常の看護の視点も変わってくるはずです!

 

患者・家族はみな

退院という大きな目標に向かって

リハビリに取り組んでいます。

 

看護師も同じに見えますが

病院側は、入院から退院まで

そして、その後の生活の場までを

時間軸で考えることが難しい状況にあります。

 

時間ごとに交代して看護をしているので

受け持ち患者に徹底的に関わるなんて

できない場合が多いと思います。

 

急性期では、知らないうちに

退院していた!

なんてことも多いですよね…

 

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退院前に何のために

カンファレンスを開いているのか

何に向かって看護しているのか

考えてもらうきっかけになればと思います。

 

私たち退院支援ナースは

今後の生活が少しでも安心して

行えるように

 

退院後に携わるケアマネージャーや

訪問看護師、訪問介護スタッフ

訪問診療の医師などに加えて

本人、家族を呼んで実施します。

 

目的としては

①包括的なケアのための

 情報共有

 

②患者・家族が安心して退院できる

 環境づくり

 

③安定した退院後の療養生活の確保

 

上記の3点が挙げられます。

 

病院側としては、

医師、看護師、リハビリスタッフ

医療ソーシャルワーカー、薬剤師

栄養士など退院後重要になってくる

ポイントを押さえて

 

必要ある部署に声かけし

参加を呼びかけておきます。

 

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 では、どのような場合に

退院前カンファレンスが必要に

なってくるのでしょうか。

 

・高度な医療機器の使用

→人呼吸器、在宅酸素、栄養注入ポンプ等

 

・症状のコントロールが困難

→がん、心臓病、腎臓病、糖尿病等の

 慢性疾患や難病

 

・医療ケアが必要

→吸引、経管栄養管理、ストマ管理

 カテーテル留置、導尿、自己注射

 腹膜透析等

 

・生活環境の問題

→独居、家族の介護力に不安がある、

 住環境に不安がある

 

・経済的問題

→療養費用の負担困難

 

・心理、精神面

認知症、精神症状、後見人などの

 必要がある場合

 

退院後家族がどこまでケアできるのか

患者指導が必要になるのか等

先を見据えた看護が重要です。

 

病棟ナースにも、退院を見据えた看護は

できます!

 

「お薬の自己管理は難しそうだな…」

「自宅で奥さんがソフト食作れるのかな?」

 

など、、、

看護していて心配になったこと

ありませんか??

 

その疑問そのまま自分の中で

モヤモヤさせずに

退院支援ナースやリーダー、師長などに

相談してみましょう

 

その小さな行動が

患者の退院後の生活を大きく左右します。

 

機会があれば

退院前カンファレンスに参加して

体験してみて下さいね!

 

少しでも病棟ナースに

退院支援の視点をもってもらえますように。

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!

 

 

退院支援ナースとケアマネの関わり

こんにちは!キウイです。

 

以前の記事で

ケアマネージャーの仕事や

関わりを持つことが大事だよ!

というお話をしました。

 

具体的に

ケアマネージャーは

どんな情報を求めているか…

知っていますか??

 

これを理解できていれば

知りたい情報を提供することができ

退院支援・調整がスムーズに

進んでいきます。

 

ケアマネージャーから

「〇〇さんの病院は

いつも連携がとりやすいです!」

そう言ってもらえます。

 

ですが、ケアマネージャーと

上手くコミュニケーションを

取れていないと

退院調整が進まず

 

(プランの見直しができなかった)

(どんなサービスが必要になるのか

 分からなかった…)

ケアマネージャーに

そんな思いをさせてしまい

 

もやもやが残る退院支援に

なってしまいます。

 

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ケアマネージャーが

知りたい情報として…

 

①疾患や治療方針

②患者のアセスメント及び

 ケアプラン作成にあたっての助言

 

訪問看護サービス導入の必要性

④病状変化に伴ったケアプラン変更の判断

 

⑤家族の介護力(医療処置への対応力等)

 

ケアマネージャーは

退院後の生活プランを立てて

 

今後必要になってくる医療処置などに

対応できるように調整するため

動いてくれます。

 

患者が入院したら早めに報告を行い

主治医と相談した上で

今後の治療方針や退院先の決定等

情報提供を行うようにしましょう。

 

ケアマネージャーに報告せず

介護保険の区分変更をかけないように!

 

手続きが必要になるので

ケアマネージャーに報告の上

介護保険の区分変更は行うように

しましょう!

 

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ケアマネージャーによっては

医療分野の知識が少ない方もいます。

 

そんな方に向けて、医療的な略語や

専門用語を使っていても

全く伝わりません。

 

医療知識が全然違う看護師に対して

苦手意識を持っているケアマネージャーも

多いです…

 

診断名から、今後考えられることを

丁寧に伝えて、必要になってくるサービスの

話題に持っていくなど

 

ケアマネージャーにも意見を

求めていきましょう!

 

役割を意識してコミュニケーションを

図っていくことで、スムーズに意見交換を

行うことができます。

 

病院での入院日数を短縮し

在宅で過ごしてもらうという

現在の流れは、今よりケアマネージャーと

医療職での連携が求められることになります。

 

お互いに、得意分野の知識

提供しあい、退院支援・調整を行うことで

より良い退院支援が実施できます。

 

今は面会禁止の病院も多く

難しいかもしれませんが、

 

ケアマネージャーと

病棟等で話す機会があったら

積極的に声をかけてみて下さいね!

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!

 

介護度:要介護って何??

こんにちは。キウイです!

 

みなさんは

「この方要介護2を持ってます」

そう言われて、どんなイメージを持ちますか?

 

(あまり動けないのかな??

 っていうか、2って何?!)

 

私の最初の印象は

こんな感じでした…

 

要介護は1~5に

分けられています。

 

これを知っていれば

要介護度がこのぐらいだから

これだけのサービスが活用できる!

 

(入所できる施設の幅も広がる!)

(このサービスと組み合わせたら

 自宅でも過ごしていけそう!)

と、退院後の生活がよりイメージできます。

 

ですが、要介護って何??状態だと

ADLがどのぐらいで

どんな生活を送っていたのか

イメージすることができず

 

退院支援や退院調整が

遅れてしまう可能性があります。

 

(寝たきりになったのに…

 区分変更しておけばよかった)

なんてことになりかねません。

 

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要介護1~5は、

現在、介護サービスが必要な状態である。

という状態で、数字が大きくなるほど

介護度が重くなることを表しています。

 

要介護1…

日常生活を送る上で必要な掃除や着替えなど

全般的に介助が必要な状態。

 

排泄や食事などの基本的な動作は

ほぼ一人で行うことができる。

 

要介護2…

身の回りの世話の全般、立ち上がり

歩行、移動の動作などに介助が必要。

 

排泄や食事などの動作に対して

見守りや手助けが必要なときがある。

 

認知症の場合、物事の理解が

難しくなる状態。

 

要介護3…

日常生活動作の中で、ほぼ全面的

介護が必要。

身の回りの世話が必要で、立ち上がり

歩行、移動などがほとんど自分でできない

 

排泄や食事がほぼ自分でできない状態。

認知症による判断力の低下がみられる。

 

要介護4...

介護なしで日常生活が送ることが

困難な状態。

身の回りの世話が必要で、立ち上がり

歩行、排泄などが自分でできない。

 

判断能力の低下がみられ認知症

周辺症状が増えている。

 

要介護5...

ほぼ寝たきりの状態で介護なしでは

日常生活を送ることができない。

 

判断能力の低下がみられ

認知症の周辺症状が多い。

 

要介護1~5の認定をもっていれば

訪問介護や訪問入浴など

訪問サービスはもちろん

 

通所サービス

短期入所サービス(ショートステイ

地域密着型サービス

 

など、ほぼ全てのサービスを

受けることができます。

 

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施設としては、

介護老人保健施設

介護医療院

介護保険施設として2018年に創設)

 

特別養護老人ホーム

低価格で要介護3以上の方が入所できます。

 

すぐに埋まってしまうので

早めに申し込んで、空くのを待つ方が

多いです。

 

介護老人保健施設は、医療ケアや

リハビリを通じて

要介護高齢者、在宅復帰を目指した施設です。

 

要支援の説明でもお伝えした

福祉用具貸与は

・手すり

・歩行器

 

・歩行補助杖

・スロープ

 

要介護2~

・特殊寝台(電動ベッドなど)

・特殊寝台付属品

 

・床ずれ防止用具(エアマットなど)

体位変換

車いす

 

車いす付属品

・移動用リフト

認知症老人徘徊感知機器

 

要介護4~

・自動排泄処理装置

 

と、介護度によってレンタルできる

福祉用具も異なります。

 

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では、最後に

介護保険の自己負担額についてです!

 

要支援150,320円(支給限度額)

     5,032円(自己負担1割)

     10,064円(2割負担)

     15,096円(3割負担)

 

要支援2105,310円(支給限度額)

     10,531円(自己負担1割)

     21,062円(2割負担)

     31,593円(3割負担)

 

要介護1167,650円(支給限度額)

     16,765円(自己負担1割)

     33,530円(2割負担)

     50,295円(3割負担)

 

要介護2...197,050円(支給限度額)

     19,705円(自己負担1割)

     39,410円(2割負担)

     59,115円(3割負担)

 

要介護3...270,480円(支給限度額)

     27,048円(自己負担1割)

     54,096円(2割負担)

     81,144円(3割負担)

 

要介護4...309,380円(支給限度額)

     30,938円(自己負担1割)

     61,876円(2割負担)

     92,814円(3割負担)

 

要介護5...362,170円(支給限度額)

     36,217円(自己負担1割)

     72,434円(2割負担)

     108,651円(3割負担)

 

      (2019年2月13日時点)

 

 

こう見ると、要支援1でも

約5万円分のサービスが

1割~3割負担で受けることができます!

 

入院するまで、介護保険料は払っているけど

仕組みを知らなかった!

そんな患者や家族も多いです。

 

少しでも知識をつけて

患者や家族に聞かれても

答えられるようになりましょう!!

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!

 

介護度:要支援って何??

こんにちは。キウイです!

 

前回の記事で介護保険制度の

流れについてお話しました。

 

要支援・要介護と

分かれているのは知っているけど

何がどう違うのか

分かっていますか??

 

これが理解できていれば

介護度に応じてどの程度

サービス利用ができるのか

 

どんな施設に入所できるのか

知ることができます。

 

ですが、要支援が何なのか

理解できていないと

状態が良くなる可能性があるのか

 

どこまでのサービス介入が

必要になっていくのか

アセスメントしても活用できなかったり

 

誰がケアマネジャーをやっているのかも

分かりません。

 

「要支援じゃ、このサービス

使えないって言われたよ?」

と、患者や家族を混乱させてしまいます。

 

要介護認定は、

必要な介護の量を判定する仕組みです。

 

どのくらい介護サービスを行う必要があるか

7つのランクに分けて判断します。

 

今日は、その中で

要支援1・2

についてお話していきます!

 

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要支援1…

日常生活を送る上で必要な行動の一部に

手助けが必要な状態。

 

※掃除や着替え、歩行、立ち上がりなど

 改善したり回復したりする可能性が高い

 

要支援2…

日常生活を送る上で必要な行動に

部分的な手助けが必要な状態。

 

※掃除や着替え、歩行、立ち上がりなど

 要介護状態になる可能性があるが

 改善・回復の可能性も見込まれる。

 

要支援レベルであれば

おおむね自立に近い状態

生活している場合が多いです。

 

週に1~2回ヘルパーや

訪問看護を入れて

家事や状態観察をしてもらっていたり

 

要支援までの方が入れる施設も

多くあります。

 

要支援では、民間運営の施設

認知症高齢者グループホーム

介護付き・住宅型有料老人ホーム)

 

に、入ることができます。

 

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要支援で、自立した生活を

続けていくために

福祉用具貸与サービス

利用する機会も多いと思います。

 

要支援でもレンタル可能な

福祉用具は…

 

・手すり

・歩行器

・歩行補助杖

・スロープ

 

です。

介護保険でレンタルできる

福祉用具が全部で13種類ありますが

要支援では、限られたものになっています。

 

しかし、上記以外の介護度に条件がある

福祉用具についても

例外的にレンタルが可能になる

場合があります!

 

軽度者であっても、医師の意見に基づき

福祉用具利用対象像に該当すると判断され

保険者である市区町村が特に必要と

認めた場合です。

 

これを「例外給付」といいます。

 

①疾病により状態が変動しやすく、日または

 時間帯によって頻繁にその福祉用具

 必要になる人

 

②がん末期などの疾病などにより

 状態が急速に悪化し、短期間のうちに

 確実にその福祉用具が必要となることが

 見込まれる人

 

③疾病などにより身体への重大な危険性または

 症状の重篤化の回避など、医学的判断から

 その福祉用具が必要を認められる人

 

例外給付を利用する場合は、

ケアマネジャーに相談の上

保険者である市区町村に届出を行います。

 

その他、利用できるサービスとして

・特定福祉用具販売

・住宅改修

訪問介護

 

・通所リハビリテーション

 (デイケア

 

・小規模多機能型居宅介護

認知症対応型通所介護

 

など、たくさんあります。

 

訪問入浴や夜間巡回型のサービス

看護小規模多機能型居宅介護は

要介護からの利用になります。

 

患者の介護度に応じて

利用できるサービスと

できないサービスがあるので

注意しましょう!

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

介護保険ってなに?

こんにちは。キウイです!

 

いきなりですが、

介護保険って何なのか

説明できますか??

 

えーっと

介護サービス受けるために必要な保険?

病棟勤務だと、なかなか介護保険って

ピンとこないかもしれません。

 

私も病棟勤務時代は、

介護保険が何なのか知らないし、

第一号とかあったよね?!

ぐらいの無知具合でした。笑

 

今では退院支援、退院調整は

介護保険抜きには進まないぐらい

 

とーっても大事なので

ぜひポイントを押さえてもらえたらと

思います!

 

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介護保険について

分からないと、本人や家族に

説明できず、必要であるにも関わらず

申請が遅れてしまいます。

 

サービスが整わないと

退院できず、

 

「もう治療終わったのに

なぜ帰れないの?」

 

患者、家族を待たせてしまいます。

 

介護保険の制度や流れを

しっかり理解できていれば

申請して認定が下りるまでの期間を

逆算して動くことができ

 

治療が終わる頃調整が整うようにスムーズに

退院支援を行うことができます!

 

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では、まず介護保険とは...

 

介護が必要な方に

その費用を給付してくれる保険です

 

保険なので、皆で保険料を負担して

必要な方に給付する仕組みになっています。

 

給付を受けるには色々な手続きが必要で、

受けられるかどうかの審査もあります。

 

制度の運営主体(保険者)は、

全国の市町村と東京23区(以下市区町村)で、

保険料と税金で運営されています。

 

サービスを受けるには

原則1割の自己負担が必要です。

ただし、前年度の所得に応じて

自己負担率が2割あるいは3割になります。

 

40歳から64歳までの被保険者は

加入している健康保険と一緒に徴収されます。

個別の保険料の決め方には

健康保険組合によって違いがあります。

 

65歳以上の被保険者は

原則として年金からの天引きで

市区町村が徴収します。

 

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介護保険の加入者には

第1号被保険者(65歳以上の方)と

第2号被保険者(40歳から64歳までの方)

の分類があります。

 

保険料の支払い義務はどちらにもありますが

サービスの対象者 (受給者) は

原則として第1号被保険者だけです。

 

第2号被保険者は

老化に起因する疾病(指定の16疾病)により

介護認定を受けた場合に限り

サービスの対象となります。

 

 

 

介護保険サービスを利用するには

要支援・要介護認定が必要です。

 

流れとしては…

 

まずは住所地の市区町村の

介護保険担当窓口で申請します。

 

役所の窓口で日程調整をし

役所から任命された認定調査員が

本人に日常生活の状況や

身体機能のチェックを行います。

 

同時に主治医の意見書

必要になります。

 

家族に申請へ行ってもらう場合は

主治医の名前も忘れずに

伝えておきましょう。

 

調査結果・主治医意見書の結果をまとめ

審査会・判定が行われます。

認定結果が出るまでに

1か月程度を要します。

 

本人の住所、入院中であれば

病院、家族の自宅へ

認定通知が届きます。

 

入院中に申請も可能です!

 

要支援が出た場合は、

地域包括支援センターに相談

 

要介護が出た場合は、

ケアマネジャーに相談します。

 

その後、ケアプランを作成してもらい

介護サービス利用が開始されます。

 

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申請から利用までの流れを

知っておくだけで

 

(この人退院後介護サービスが

必要になりそうだけど…

認定受けているのかな?)

 

と、アンテナを張ることができます。

 

ぜひ、入院患者や担当患者の

退院後の介護サービスについて

考えてみて下さいね!

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!

 

 

 

ケアマネージャーってなに?

こんにちは!キウイです。

 

みなさん、ケアマネさん

知っていますか??

 

退院支援に携わっていなくても

良く耳にしませんか??

 

今回は、

そんなケアマネージャーの役割

お話ししていきます。

 

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実際、ケアマネージャーが

どんな仕事をしていて

退院支援や退院調整にどう関わっているのか

知っておくことで

 

情報共有がスムーズになって

患者や家族のより詳細な生活状況や

問題点を見つけることができます!

 

地域との繋がりも出来て

「元の生活に近い形で過ごせるように

整えてもらえて良かった!」と

患者や家族の満足度も高まります。

 

逆に、ケアマネージャーとの連携を

適当にしてしまうと

退院してからの生活のプランや見通しが

立ちません。

 

退院が決まってから

ケアマネージャーに連絡しても

状況把握や、サービス調整に時間を要し

結局、退院延期になりかねません。

 

(あの病院は、入院中の経過も

教えてくれないんだ...)

そう思われてしまいます。

 

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ケアマネージャーは、

介護を必要とする方が介護保険サービスを

受けられるように

 

ケアプラン(サービス計画書)の作成

したり、サービス事業者との調整

行ってくれます

 

ケアプランの作成や見直しには

課題をアセスメントする必要があります。

 

入院中だと、自由に面会できず

ケアマネージャーは

状態の把握が難しいです。 

 

緊急の場合は

そもそも、入院になったことも

知らないこともあります。

 

入院時に、患者が介護保険サービスを

受けていれば、ケアマネージャーに

連絡を入れるようにしましょう!

 

患者の財布やカバンに

名刺が入っていることも多々あります。

身寄りのない独居の方などで

情報が分からない場合は

 

要支援の場合、統轄しているのが

地域包括支援センターになるので

情報を求めると良いと思いますよ。

 

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介護保険については

次回お伝えしていきますね!

 

ケアマネージャーは

介護サービスの提供だけでなく

生活困窮者には生活保護申請の補助や

 

食事に困っていれば配食を申し込んだり

その人に合ったサービスや

制度の利用をすすめていきます。

 

こんなにたくさんの役割を

果たしてくれているんです。

 

入院前の情報もたくさん持っているので

ぜひ、連絡をとって

情報収集・情報提供を行い

 

連携をとりながら退院支援に

取り組んでいきましょう!

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!

 

 

退院支援ナースと医師との関わり

こんにちは、キウイです!

 

みなさん、医師とコミュニケーション

取れていますか??

 

病院の在り方によっても

大きく変わってくると思いますが

退院支援ナースは

毎日医師と話します

 

退院支援、退院調整は

医師とのコミュニケーションなしでは

進んでいきません。

 

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回は、退院支援ナースと

医師との関わりの重要性を

お話していきます。

 

この重要性が理解できていないと

医師との意見交換が上手くいかず

医療間でも意識の相違が生まれます。

 

「施設に向けて動いていたんじゃないの?」

「いつから自宅退院の方針になったの?」

と、周りのスタッフも混乱しかねません。

 

ですが、医師とのコミュニケーションが

上手くいけば、患者も周りのスタッフも

同じ目標に向けて支援していけます。

 

(チームで協力できてよかった)

と、達成感にも繋がり

患者の満足感も上がります。

 

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では、医師とどの様に

コミュニケーションを図っていくことが

大事になるのでしょうか。

 

①報告はこまめに行う

 

②言った、言わないにならにため

 報告連絡したことも記録へ残す

 

③医師の手が空いているタイミングで

 聞きたいことをまとめて聞けるよう

 聞くことをリスト化しておく

 

④治療方針を確認し意思の相違がないか

 定期的にチェックする

 

⑤患者の話していたことなど

 細かい情報も提供する

 

 

私が意識して行っている

5つのポイントです!

 

医師によっては

話しかけられて不機嫌になられることも…

 

それでも、めげないこと!

全ては患者のためになってるんです。

 

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頻回にコミュニケーションを

図っていくことで信頼関係

生まれていきます。

 

どんどん話しかけやすくなって

医師の方から相談されることも

増えていきます!

 

最初は難しいですが

思いは伝わります!

 

一緒に頑張りましょう。

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!