となりの退院支援ナース!それゆけキウイ🥝

初心者にも分かる!退院支援.退院調整ナースのおしごと♡

介護保険ってなに?

こんにちは。キウイです!

 

いきなりですが、

介護保険って何なのか

説明できますか??

 

えーっと

介護サービス受けるために必要な保険?

病棟勤務だと、なかなか介護保険って

ピンとこないかもしれません。

 

私も病棟勤務時代は、

介護保険が何なのか知らないし、

第一号とかあったよね?!

ぐらいの無知具合でした。笑

 

今では退院支援、退院調整は

介護保険抜きには進まないぐらい

 

とーっても大事なので

ぜひポイントを押さえてもらえたらと

思います!

 

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介護保険について

分からないと、本人や家族に

説明できず、必要であるにも関わらず

申請が遅れてしまいます。

 

サービスが整わないと

退院できず、

 

「もう治療終わったのに

なぜ帰れないの?」

 

患者、家族を待たせてしまいます。

 

介護保険の制度や流れを

しっかり理解できていれば

申請して認定が下りるまでの期間を

逆算して動くことができ

 

治療が終わる頃調整が整うようにスムーズに

退院支援を行うことができます!

 

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では、まず介護保険とは...

 

介護が必要な方に

その費用を給付してくれる保険です

 

保険なので、皆で保険料を負担して

必要な方に給付する仕組みになっています。

 

給付を受けるには色々な手続きが必要で、

受けられるかどうかの審査もあります。

 

制度の運営主体(保険者)は、

全国の市町村と東京23区(以下市区町村)で、

保険料と税金で運営されています。

 

サービスを受けるには

原則1割の自己負担が必要です。

ただし、前年度の所得に応じて

自己負担率が2割あるいは3割になります。

 

40歳から64歳までの被保険者は

加入している健康保険と一緒に徴収されます。

個別の保険料の決め方には

健康保険組合によって違いがあります。

 

65歳以上の被保険者は

原則として年金からの天引きで

市区町村が徴収します。

 

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介護保険の加入者には

第1号被保険者(65歳以上の方)と

第2号被保険者(40歳から64歳までの方)

の分類があります。

 

保険料の支払い義務はどちらにもありますが

サービスの対象者 (受給者) は

原則として第1号被保険者だけです。

 

第2号被保険者は

老化に起因する疾病(指定の16疾病)により

介護認定を受けた場合に限り

サービスの対象となります。

 

 

 

介護保険サービスを利用するには

要支援・要介護認定が必要です。

 

流れとしては…

 

まずは住所地の市区町村の

介護保険担当窓口で申請します。

 

役所の窓口で日程調整をし

役所から任命された認定調査員が

本人に日常生活の状況や

身体機能のチェックを行います。

 

同時に主治医の意見書

必要になります。

 

家族に申請へ行ってもらう場合は

主治医の名前も忘れずに

伝えておきましょう。

 

調査結果・主治医意見書の結果をまとめ

審査会・判定が行われます。

認定結果が出るまでに

1か月程度を要します。

 

本人の住所、入院中であれば

病院、家族の自宅へ

認定通知が届きます。

 

入院中に申請も可能です!

 

要支援が出た場合は、

地域包括支援センターに相談

 

要介護が出た場合は、

ケアマネジャーに相談します。

 

その後、ケアプランを作成してもらい

介護サービス利用が開始されます。

 

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申請から利用までの流れを

知っておくだけで

 

(この人退院後介護サービスが

必要になりそうだけど…

認定受けているのかな?)

 

と、アンテナを張ることができます。

 

ぜひ、入院患者や担当患者の

退院後の介護サービスについて

考えてみて下さいね!

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!