アセスメントできてる??
こんにちは!キウイです。
看護を行うにあたって
みなさん、アセスメント
していると思います。
排泄コントロールが
上手くいってないな...
とか
熱も下がらないし
創部が感染を起こしてるのでは?
とか
日々アセスメントしながら
看護を提供していかなければ
なりません。
今回は、退院支援に向けた
アセスメントについて
お伝えしていきます。
しっかり、入院時からのアセスメントが
できていれば、早期介入ができて
退院支援もスムーズに進みます。
(退院後必要な処置が増えるから
家族の思いも早めに聞いておこう)
など、先々のことをイメージしながら
支援ができます。
ですが、アセスメントできていないと
何が問題点になってくるのか分からず
介入までに時間を要してしまいます。
退院が近付いて初めて
患者や家族と面談を行っても
充実した退院支援は難しくなってしまいます。
★情報を集める
・入院前の生活状況について
(介護保険サービスを使っていた?等)
・入院までの経緯、入院となった原因
・今回の入院目的と入院期間の予測
(入院診療計画書)
・今後の症状やADLの変化
予後、予測
現在、入院時に退院アセスメントシートを
用いてスクリーニングを実施している病院が
ほとんどではないでしょうか。
★アセスメントの視点
①医療管理上の問題
・病状や治療方針
今後予測される病状の変化
生命予後の確認
・治療継続や受診への不安がないか
確認する
・病状悪化時の医療提供体制が整っているか
・患者、家族の自己管理能力や
安全性を確認
・医療管理、処置内容で継続
または新たに必要となるものの洗い出し
例)疼痛アセスメント、ストーマ
創処置、栄養管理、服薬管理
点滴、排泄ケア、リハビリ等
これらを、在宅ケアへ向けて
シンプルなケアへアレンジし
患者・家族への教育や指導を
行っていきましょう。
②生活・介護上の問題
・ADLやIADL低下により
生活状況にどう影響が出るかを確認
・入院前のADLを取り戻すための
アプローチを検討
・患者、家族ができること、
できないことを確認する
例)食事:買い物は?調理は?
排泄:トイレは洋式?手すりは?
衣服の上げ下げは?
移動:段差、滑りやすさは?
清潔:1人で行えるか?
浴槽の高さ、深さは?
住環境:居室は何階?
段差はあるか?
③患者・家族の意向
・患者、家族は退院後の生活について
どうありたいと思っているのかを確認
・患者の楽しみや仕事、生きがい
続けたいことは何かを確認
・患者、家族の理解と受け止め状況に
不安がないかを確認
大まかに、アセスメントの視点を
お伝えしました。
情報収集の際に
退院後の生活を想定して
アセスメントする視点を持っておくことで
病棟ナースにも
退院支援ができるんですよ♪
今回はここまでです。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました!