となりの退院支援ナース!それゆけキウイ🥝

初心者にも分かる!退院支援.退院調整ナースのおしごと♡

患者本人、家族とどんな会話をするの?

こんにちは。キウイです!

 

あなたは、普段患者や家族に対して

どんな声かけを行っていますか??

 

何の情報が欲しいのか

色々考えながらコミュニケーションを

とっていると思います。

 

普段の会話から、

サラッと「家に帰りたいね

「家族に迷惑かけてしまった」

なんて、言われていませんか??

 

これも、立派な退院支援に繋がる

情報なんです!

 

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今回は、

普段退院支援ナースとして働いていて

患者や家族と、どの様に会話して

情報収集を行っているのか

お話ししていきますね。

 

ここが意識できていないと

せっかく患者や家族がヘルプを求めていても

気付くことができません。

 

(あの看護師さんは

分かってくれない...)

 

そう思われてしまいます。

 

ですが、

ポイントを押さえておくことで

限られた時間でも

退院支援に繋がる情報を得ることができます!

 

「目標が決まった」

「何をやらないといけないか

分かりました!」

と、患者、家族も前にすすむことができます。

 

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アセスメントすべき項目として...

 

①医療管理上の課題

→病状・治療方針・今後に予測される

 病状の変化、生命予後

 

 治療継続や受診に不安がないか

 

 病状悪化時の対応環境が整っているか

 

 患者・家族の自己管理能力や安全性

 

 医療処置が継続、新たに必要となるものの

 洗い出し

 

②生活、介護上の課題

 →ADL、IADL低下により、生活状況に

 どう影響がでるか

 

 入院前のADLを取り戻すための

 アプローチ

 

 患者・家族のできないことを確かめる

  (食事や排泄、移動、清潔ケア、住環境)

 

③患者、家族の意向

→患者・家族は退院後の生活について

 どうありたいと思い、どうイメージしているか

 

 患者の楽しみや仕事、生きがい、

 続けたいことは何か

 

 患者・家族の理解と

 受け止め状況に不安がないか

 

 理想と現実の相違がないか

 

 

大きく3つあります。

 

まず、患者、家族ともに

何がどう問題点になるのか

今後どう生活を維持していくのか

 

分かっていない場合も多いです。

 

面談を通して、

問題点を明確にしていくことが

とても重要になってきます。

 

その問題点をクリアする方法を

模索し、提案していきます。

 

会話する時や面談の時に、

アセスメントすべき項目を

しっかり聞き出せるように

あとは実践を重ねるのみです!!

 

 

一緒に頑張っていきましょう。

 

今回は、ここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!

 

 

 

必要な知識や資格があるの?

こんにちは。キウイです!

 

退院支援ナースをやっていて

良く聞かれる質問があります。

 

「退院支援ナースって資格がいるの?」

 

退院支援に携わるために

必須の資格はありません!

 

看護師であれば

退院支援ナースは可能です。

 

ですが、

看護師だったら

誰でもなれる訳じゃありません。

 

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今回は、

どんな知識が必要になってくるのか

お話ししていきます。

 

これを知らないと

退院支援を行うにあたって

早々に壁にぶち当たること

なってしまいます。

 

(患者や家族の悩みは

伝わったけど…

今から何していけばいいの?)

 

(まず、、何が必要なんだっけ??)

 

そんなことになってしまいます。

 

ですが、必要な知識が

分かっていれば

すぐに動くことができて

 

退院支援・調整もスムーズに

進みます。

 

退院が決まってバタバタすることなく

ゆっくり調整を行うことができます。

 

「あなたに頼れてよかった」

嬉しい言葉を聞くことができます。

 

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退院支援・調整に資格は不要です。

現在、退院支援看護師を育成する研修が

全国で行われています。

 

これは、院内の承認が必要なものもあり

推薦がないと受けられない研修があります。

 

地域包括ケアシステムにおける

自分の勤める病院の立ち位置を知ることは

とても重要になります。

 

急性期の場合、入院日数が大幅に

短くなっており

入院日から、転院日を決めるところも

多いです。

 

回復期や地域包括病棟を持つ病院では

リハビリを継続しながら

これからの生活を考え

 

自宅なのか施設なのかなどを検討し、

支援・調整を行っていく必要があります。

 

療養・障害病棟では

医療区分や難病を持っているかどうかが

重要となってきます。

 

病棟や病院の在り方によっても

退院支援ナースの働き方が

大きく変わります。

 

制度としては、

介護保険制度

・高額療養費制度

 

・身体障碍者手帳

生活保護

・限度額適応認定

 

障害年金

・傷病手当

自立支援医療

 

など…

たくさんあります。

 

制度については

前回お話した、社会福祉士が詳しいので

上手く相談していくことが必要になります。

 

退院支援ナースも

知識があれば、提案も広がり

より良いサポートに繋がります。

 

浅くても、知っておくことで

「あれ?これ、申請しておいた方が

いいのでは?」

と気付くことができますよ。

 

私も、まだまだ知識が浅いので

ここでアウトプットしながら

勉強していきたいと思います!

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました!

 

 

 

ソーシャルワーカーとの違い

こんにちは。キウイです!

 

退院支援ナースも

ソーシャルワーカー

同じ部署で仕事していることが

多いですよね。

 

それなら、

ソーシャルワーカー

退院支援すれば良いのに

 

なんて思ったことありませんか??

 

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今回は、

退院支援ナースと

ソーシャルワーカーの違いについて

お話ししていきます。

 

これを知らないままだと

お互いの職種を活かしきれず

もっと活用できるサービスが

あるにも関わらず、

 

自分の知る範囲内で

退院調整を進めていくことになります。

 

退院後に、患者や家族から

(アレやっとけば良かった)

そんな後悔をさせてしまうことになります。

 

ですが、違いを理解できていれば

頼るポイントが明確になって

患者や家族のために

より良いサービスを提案できます。

 

「介護が楽になった」

「家族に迷惑かけずに生活できた」

 

そんな患者、家族の声が聞けます!

 

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ソーシャルワーカー生活相談員のこと

退院支援ナースも

ソーシャルワーカーになります。

 

ですが、社会福祉士精神保健福祉士

総称のように使われています。

 

ここでは、社会福祉士との違いという形で

お伝えしていきます。

 

社会福祉士は、在宅・施設で

生活している方々の相談に応じ、

 

必要な助言や利用可能な制度、サービスの

紹介やサービス利用の調整や

連絡などを行います。

 

入院して、退院後に必要であろう

サービスを見出し

目標に向けて環境を整えてくれます。

 

 

退院支援ナースは、

退院困難であろう要因を分析して

 

患者の治療経過・病状変化から

退院時に継続する医療上の問題

 

生活・介護上の在宅サポート体制が必要か

判断していくスキルが必要になります。

 

看護師は社会福祉士よりも

医療的分野の知識が深いので

 

訪問診療や訪問看護への

情報提供や医療ケアの継続が多くなっている今

看護師が退院支援・調整に関わることが

重要になっています。

 

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社会福祉士は社会資源の知識が深く

制度の活用が上手いです。

 

お互いに相談し

患者・家族にとって、

より良い退院調整が進むように

支援していくことが可能になります。

 

ぜひ、仕事を担当患者だけの視点で見ずに

社会福祉士と協力しあって

退院支援を行っていきましょう!!

 

今回はここまでです。

最後までありがとうございました!

 

退院支援ナースと病棟との関わり

こんにちは。キウイです。

 

前回までの記事で

退院支援ナースの仕事について

少しずつ分かってもらえたかなと

思います。

 

ですが、実際病棟ナースとして働く中で

退院支援ナースとどんな関わりが必要

なっていくのかわかりますか?

 

「退院決まったよ!」

という連絡を入れたらいいの?

まず、話したことない…

 

なんてことありませんか??

 

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回は、退院支援ナースと

病棟ナースとの関わりについて

話していきます。

 

これを知らないと

退院支援がうまく進まず

患者はいつまでも退院先が決まらず

在院日数だけが伸びていきます…

 

結局バタバタ退院調整を行い

患者も家族も「追い出されてしまった」

そう感じさせてしまいます。

 

これは、退院支援ナースだけの

責任ではありません。

 

ひとりひとりの意識で

よりよい支援ができるんです。

 

しっかりと連携を取ることができれば

いち早く情報を得ることができて

退院支援がスムーズに進みます。

 

患者も家族もゆっくりと退院調整ができれば

「安心して帰れる」

満足のいく退院に繋がります!

 

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退院支援ナースと病棟の関わりで

大事なのは

 

①退院に向けて問題だと思うことを

すぐに相談する

 

例)薬の自己管理ができない

  自己導尿が難しそう 等

 

②患者と家族の思いを知ったら

すぐに報告する

 

例)病状説明で方針が変わった

  家族と話すと悩みがありそう…等

 

上記をこまめに行っているのは

病棟主任や師長だったりしませんか??

 

病棟スタッフと退院支援ナースにがあると

情報交換がスムーズになりません。

 

退院支援ナース側も

積極的に声掛けをしたり

カンファレンスに参加し

情報収集できるよう努めていきましょう!

 

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!

 

 

 

退院支援ナースってどんな仕事なの?

こんにちは。キウイです。

 

いきなりですが、

退院支援ナースって

どんな仕事しているのか

知っていますか??

 

患者や家族の話聞いて

なんだか大変そう~

 

医療処置や部屋もちを

しなくていいから

楽なんじゃない??

 

様々な見方があると思います。

 

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回は、

そんな退院支援ナースのお仕事

お伝えしていきます。

 

これを知らないと

自分の勤務で関係ないと

退院支援に関して

無知になってしまい

 

患者や家族と

せっかく面談していても

必要な情報が何なのか

分からなくなってしまいます。

 

 

ですが、これを知っていれば

 

さりげない会話の中から

患者の思いを聞き出すことができたり

 

コミュニケーションを多く取っている

担当ナースだからできる情報収集

可能になります!

 

そのスキルアップ

できるチャンスです。

 

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退院支援ナースの仕事は

入院した患者のアセスメントから

始まります。

 

①アセスメントを行い

情報収集する

 

②支援の有無を判断する

 

③患者、家族と面談を行い

医師と相談の上方針を決定

 

④多職種とカンファレンスを行い

退院までに環境を整えていく

 

⑤退院前カンファレンスを行い

退院後の生活を確認

 

 

おおまかな、退院支援・退院調整の

流れです。

 

私の病院では、

退院支援に加えて

前方支援(転院依頼の受付)も

行っています。

 

病院によって

退院支援ナースを各病棟に配置するところや

連携室所属で看護師を配置するところなど

形は様々です。

 

ですが、

退院支援ナースの仕事を

他部署のスタッフや

他看護師に知ってもらうのは大きいです。

 

なぜなら、退院支援は

1人で行えないからです。

 

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ぜひ、みなさんに仕事内容を

知ってもらい、退院支援ナースが

孤独を感じないように

関わってもらえたらなと思います。

 

 

では、

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!

 

 

 

退院支援って、いつから始まるの?

こんにちは。キウイです。

 

みなさんは、いつから退院支援を

始めるべきだと思いますか??

 

「入院したら、早めに?」

「入院後治療が落ち着いてきたら?」

 

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回は、退院支援をいつから

始めるべきなのか

お話していきます。

 

 

これを知らないと

退院支援が満足に行えず

看護師側はもちろん

 

患者・家族にとっても

不満が残る結果になってしまいます。

 

せっかく自宅に帰れそうな状態だったのに

残院日数の関係で転院を余儀なくされてしまう…

 

そんなの嫌ですよね??

 

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大丈夫です!!

 

最後まで読めば、

あなたの退院調整力は上がります!

 

患者、家族に

「よかった!」と安心して

過ごしてもらえるサポートができます。

 

 

では、退院支援はいつから始まるのでしょう…

 

①患者が入院してから

できるだけ早期に治療方針の確認を行い

支援を始める

 

②予定入院であれば

外来通院中から支援を始める

 

 

早期だとは分かっていたけど

外来通院中から?!?!

 

と、思いますよね。

 

そう、外来ナースの方からも

情報提供してもらえると

凄く助かります。

 

かかりつけの患者への

関わりも重要なんですよ。

 

「ADL落ちてきたけど

介護保険持ってないみたい」

 

「今度入院するけど

家族の介護が限界だろうな…」

 

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そう、みんなで

退院支援に関わって

興味をもっていきましょう!

 

今回はここまでです。

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!

 

 

 

 

退院支援・退院調整ってなに?

初めまして!キウイです。

 

私は、亜急性期・療養・障害病棟を持つ

120床ほどの病院で退院支援ナースを

しています。

 

あぁ、私病棟ナースだし

ICUだし

関係ないや。

 

なんて思わないでくださいね!!

 

めちゃくちゃ

関係あります!!

 

そんな、私関係ないや

って思っている方から

 

私も退院支援ナースやってます!

って方まで

 

私が勉強している

退院支援・退院調整にまつわる

色々な知識をお話していきたいと

思っています!

 

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なたは、

退院支援ナースについて

どの様な印象を持っていますか??

 

「めんどくさそう」

「そもそも、いまいち

何やってるのか知らない」

 

私も、携わるまでは

完全無知でした!!

 

 

でも、考えてみて下さい

毎日のケアや治療は病棟ナースが

頑張っていますよね??

 

なぜ、退院支援や退院調整に特化して

ナースを付ける必要があるのでしょう??

 

まず、退院支援と退院調整の違い…

 

分かりますか??

 

退院支援…患者やその家族が、場を変えて

療養するという選択肢があることを理解し

 

どこで、どのように療養生活を送れば良いのか

自分で選ぶことができるように関わること。

 

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ん?

ですよね笑

 

患者や家族の思いを引き出して

自宅以外にも、施設や転院など

様々な選択肢があるよ!

 

と、伝えることと

 

退院先の決定をサポートする!

 

退院調整…療養を継続していくために

必要な環境を整える作業

 

ん??笑

 

事例で挙げるとすれば

末期がんの患者が自宅退院を

希望したとします。

 

それを可能とするために、

人的、物的、経済的な環境を整える必要が

ありますよね??

 

訪問看護や訪問診療を入れたり

ケアマネージャーと連携を取って

介護保険のプランを見直してもらったり

 

退院後の行き先を決定したうえで

取り巻く環境を整えていくことを

退院調整といいます!

 

考えてみて下さい。

 

これって、病棟ナースも

少し意識しているだけで

可能なスキルだと思いませんか??

 

入院時の病状説明のとき

病棟ナースしか立ち会えなかった場合

 

(この患者と家族は、また

自宅退院したいと考えているのかな??)

 

(ADLが落ちたら施設になるのかな…?)

 

そう、アンテナを張ってくれているだけで

とっても、助かるんです!!

 

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明日から、ぜひ

入院患者のこれから、未来

一緒に考えていきましょう!!

 

今回は、ここまでです。

 

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました!